日本語の長文
テーマ4 翻訳し易いもの・翻訳し難いもの、その差とは
日本語の長文は意味がつかみにくく翻訳しづらい
翻訳は文章の意味を理解した上で多言語に正確に表現して意味を伝えることが重要だと思います。
文章の意味を理解する為に、文章に使用される用語と文章の構成(文法)を理解する必要があります。
用語は業界により異なり、それぞれ時間をかけて学ぶ必要がありますが、文章の構成はその言語を話す人数ほどあります。
文章は長いほど構成が複雑になり、意味もつかみにくくなります。どの言語でも長文は可能ですが、特に日本語は述語が語尾にあるという特徴で長文になりがちです。
文章を書く際に読む手を考慮せず好きなだけ単語を入れた上で前後関係もあまり深く考えず文字が何行までもずらっと並んだ冒頭に出ていた単語も途中で再び出てきてピリオドがあるところまで読まないと意味が分からないこのような長文は、翻訳者はともかく読む手でさえ読むのに疲れるでしょう。
一方、簡潔で表現する短文は読むにさほどの苦労がなく、意味もすぐに理解できます。技術資料はこのような特徴をほとんど持っています。効率性を考慮すると、簡潔な表現を用いた文章は長文よりも意味を理解しやすく翻訳も早くできるということです。
文章を書く際に長さに意識して簡潔な表現を使用した方が良いのではないかと思います。
得意分野:主に化学、機械工学、バイオテック、エネルギー、コンピュータ
対応言語:日本語⇔マレーシア語 日本語⇔マレー語
翻訳歴:15年以上 *NAIwayに登録された年を基準に表記