きちんと整理されている文章

テーマ4 翻訳し易いもの・翻訳し難いもの、その差とは

翻訳しやすい文章とは、「読みやすい」文章です。当たり前のことですが日本語でも英語でも主語が1つで述語が1つの構成になっている短い文章です。
とはいえ複雑な物事を文章で説明する場合は、短い文章ですべてを表すのはむずかしく、たくさん修飾語がついた長い文章になってしまいます。

文章が長くなっても読みやすい文章、翻訳しやすい文章を作成するのは可能です。これは翻訳しやすい文章、翻訳しにくい文章の差にもつながりますが、文章を書く本人が書こうとしている内容をきちんと考え、整理してから書いた文章、また書き終わったらきちんと見直して推敲した文章が翻訳しやすい文章です。

書かれた文章を翻訳する際、内容が分からないので書いた本人に直接質問することがあります。説明を聞くと、「なぜ最初からそのように書かないのか?」とか、「最初からそのように書いていれば、わざわざ質問しなくても済むのに」と思うことがほとんどです。

文章は正直です。文章を書いた人が書く内容を整理して書いているか、また書いた文章を見直したかは第三者がその文章を読めばすぐ分かるのです。


得意分野:特許、自然科学、電気・電子、半導体、材料、IT、磁気記憶装置
対応言語:英語→日本語
翻訳歴:10年以上 *NAIwayに登録された年を基準に表記

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