NAIway(ナイウェイ)翻訳サービスでは、様々な専門分野を持つ経験豊富な翻訳者が、日本語⇔中国語翻訳(日中・中日翻訳)、英語⇔中国語翻訳、また中国語の校正を行います。
NAIwayの中国語翻訳 (簡体字・繁体字) は、翻訳者が翻訳した後、品質管理者(校閲者・チェッカー)による厳しいチェック作業を経てお客様へ納品しています。中国語翻訳者は、中国現地にて作業を行っている翻訳者や日本に在住している翻訳者がおり、どちらも日本に関して十分な知識がある翻訳者が対応します。また英語からの対応が可能な翻訳者もいます。
NAIwayをご利用いただいたお客様より、中国語翻訳・校正作業は「NAIway翻訳サービスが安い!」とのお声をたくさんいただいています。ただ訳すだけのサービスではなく、品質管理、また納品後の検収期間も含んでいますので、十分納得いただける価格です。高品質な翻訳で多くのお客様にご満足いただき、以降リピーターとして継続的にご利用をいただいくお客様が増えています。
NAIwayでは、トライアル翻訳をご提供しています。初めてご利用されるお客様は、気軽にNAIway翻訳サービスをお試しください。
お気軽にお問合せください。
簡体字と繁体字について
中国語には「簡体字」と「繁体字」という2種類の表記があります。
「簡体字」は、漢字を簡略化した文字体系で、中国大陸では主流となっています。
「繁体字」は古くから使用されている漢字表記で、広東語を使う香港・マカオや、台湾華語を使う台湾などで主に使われています。「繁体字」は、台湾で使用されている「台湾繁体字」と香港で使用されている「香港繁体字」で単語や表記に違いがあるので、区別して翻訳します。
中国語翻訳をご依頼いただく際は、どちらの表記かをお知らせください。また、使用目的や使用地域をお知らせいただければ、どちらが適しているかを確認いたします。
なお、単純に「簡体字」と「繁体字」の字体を変換しただけでは、単語や表記の違いが訳されないため意味が通じない可能性があります。「簡体字」⇔「繁体字」を変換したい場合なども新たに翻訳をご依頼ください。
中国語翻訳料金
NAIwayの標準的な翻訳単価をご案内します。
NAIwayの通常翻訳料金には、以下の作業が全て含まれていますので安心してご依頼ください。
翻訳
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ネイティブによる品質チェック
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アフターフォロー※
※アフターフォローとして、納品後の検収期間(基本1週間)内での修正やお問合せに対応いたします。(原稿の変更や追加は除く)
- 実際の料金は原稿内容や分量等を元にお見積りいたします。お見積依頼の際には原稿をご送付ください。
- ミニマムチャージ(最低料金)を設定しております。(Max11,000円(税込))
お見積りフォームはこちら。
中国語翻訳のポイント
中国語には日本語における「カタカナ表記」がないため、日中翻訳の際に日本語原稿にカタカナ表記がある場合は注意が必要です。このような場合は、言葉の意味を含めた漢字に訳して対応するのか、英語表記で対応できる場合は英語表記にするのかなど、翻訳者・品質管理者はその都度適切な訳し方を考えて対応しなければなりません。NAIway翻訳サービスでは、翻訳者・品質管理者が細心の注意を払って作業していますが、最終的にお客様へ確認のご連絡をさせていただくケースとなります。
NAIwayでは、このように翻訳作業中に不明な点があった場合は、お客様と連絡を取り確認をさせていただきます。または、翻訳原稿に翻訳者・品質管理者からのコメントを付けて納品し、検収期間 (納品後基本1週間) 中にご確認をお願いしています。その他ご不明な点や調整等がありましたら検収期間中にお気軽にご連絡ください。
中国語翻訳ご依頼の際の留意点:春節・国慶節
中国語翻訳をご依頼いただく際の留意点として、春節(旧正月 1月末-2月初頃)・国慶節(9月末-10月初頃)などの中国の祝日期間へ注意することが挙げられます。この時期は中国語翻訳者も休暇を取りますので、対応できる翻訳者の数が限られてしまいます。また、中国からの観光客の増加が見込まれる期間のため、中国語翻訳へのお問合せやご依頼が集中します。そのため、納期を普段より長めにいただく場合がございます。
この期間のご依頼に関しましては、早めにお問合せいただくことをお薦めします。
NAIwayの品質管理システム
NAIway翻訳サービスでは、翻訳会社として翻訳の「品質管理」は最も重要な任務であると考え、独自の品質管理システムQAS (Quality Assurance System) を構築し、徹底した品質管理に努めています。
高品質な日中・中日翻訳をご提供するため、翻訳者が翻訳した後に、さらに別の翻訳者による品質チェックを行います。一字一句を入念にチェックし、文章の流れや用語の統一、表現方法などを精査し、お客様のニーズに合わせた良質な翻訳に仕上げます。
多言語翻訳に対応
また、NAIwayでは多言語翻訳が可能です。中国語とともに英語や韓国語、タイ語など複数言語を一度にご依頼いただけますので、言語ごとに別々の翻訳会社に依頼する手間がかかりません。もちろん、どの言語も高品質の翻訳をお届けします。
ご不明な点はお問合せください。
中国語翻訳者のご紹介
NAIwayに在籍・登録している翻訳者の中から一部の方をご紹介します。
中国語とは
中国語の話者人口は14億人以上と言われています。世界で一番多くの人が母国語としているのが中国語です。それだけに中国語翻訳はニーズの高い言語です。
しかし、中国語と一括りに言っても、広大な国土に多民族による多種多様な方言が存在し、それぞれは別言語のように異なっています。主なものには、北京語、広東語、上海語、台湾語などがあり、お互いに発音、語彙などに違いがあります。
共通語としては、北京で話される北方語の一方言である北京語を基本とした標準語「普通語」があります。俗に北京語とも呼ばれることがありますが、一方言としての北京語とは別のものです。
中国南部、香港、マカオを含む広州一帯では広東語が使われています。広東語は香港ではテレビや映画、新聞でも使われている公用言語となっていて、カンフー映画などで広東語の発音を耳にしたことがあると思います。
台湾では台湾華語(台湾中国語)が公用語として使われています。南部の地域では昔ながらの台湾語も話されています。台湾華語は北京語を由来として台湾独自に形成された言葉ですが、台湾語は福建省南部の方言(閩南語)から派生しており、まったく異なる言語です。
中国語の主な使用地域
中国語の文字
「漢字」を使用しています。簡体字と繁体字では漢字が異なります。
中国語 (簡体字) の「いい天気ですね」
天气真好啊
Tiānqì zhēn hǎo ā.
中国語 (繁体字) の「いい天気ですね」
天氣真好啊
Tiānqì zhēn hǎo ā.
中国語「簡体字」とは
1950年代に中国で行われた「文字改革」政策により、従来の漢字を簡略化した文字体系です。中国語の標準語である普通語には「簡体字」が使われます。
〔簡体字の使用地域〕中華人民共和国全体・シンガポール・インドネシア・マレーシアなど
中国語「繁体字」とは
台湾、香港、マカオでは「文字改革」以前の画数の多い「繁体字」が使用されています。同じ広東語でも、香港、マカオでは「繁体字」を使用していますが、広東省では「簡体字」の普及が進んでいます。
また、台湾で使用されている「台湾繁体字」と香港で使用されている「香港繁体字」では、使用する文字や表現に違いがあります。
〔繁体字の使用地域〕台湾・香港・マカオなど
日本語との意味の違い
中国語の単語の中には、日本語と同じ単語なのに全く意味が違うものがあります。
例えば、「手紙」という単語は中国語では「トイレットペーパー」のことで、日本語の「手紙」は中国語では「信」と言います。また、「愛人」は中国語では「妻/夫」のこと、「汽車」は「自動車」のこと、「暗算」は「陰謀をたくらむ」こと、「告訴」は「報告する」こと等、誤解を生みそうは単語が沢山ありますので注意が必要です。
また、中国語で「工作人員」は「職員」や「スタッフ」という意味ですが、日本ではTV等の影響もあり「スパイ」のようなニュアンスを感じてしまいますね。
中国語の方言について
中国語は世界で一番話者人口の多い言語ですが、広大な国土に多民族が暮らし、各地方の方言を持っています。私たちがなんとなく耳にする呼び方だけでも、北京語、広東語、上海語、南京語、台湾語など、様々です。
中国語の方言は、「北方(ほっぽう)」「呉(ご)」「粤(えつ)」「閩(びん)」「湘(しょう)」「贛(かん)」「客家(はっか)」の7大方言に分類されています。「北方(ほっぽう)」の一つである北京で話されていた言語が、共通語・標準語である「普通語」の基礎となっており、「北京語」と言われる場合には、「普通語」を指すことが多いです。「粤(えつ)」は広東語、「呉(ご)」は上海語など、「閩(びん)」は台湾語などが分類されます。
- 北方(ほっぽう):北京語・天津語・東北語・西安語・成都語・南京語・揚州語等(東北・華北・西南・江淮一帯で使用)
- 呉(ご):上海語・蘇州語等(上海市・浙江省・江蘇省南部等で使用)
- 粤(えつ):広東語(香港・マカオ・広州等で使用)
- 閩(びん):台湾語・閩南語・福建語等(福建省・広東省東部及び西南部・海南省・浙江省南部・台湾等で使用)
- 湘(しょう):長沙語等(湖南省の一部・広東省・広西チワン族自治区北部・四川省の一部等で使用)
- 客家(はっか):客家語等
- 贛(かん):南昌語等
中国語の方言の差を物語るのが、テレビ放送です。カンフー映画で有名な香港ですが、香港の映画・ドラマは広東語が使われることが多いので、大陸内では「普通語」(北京語)の吹替や字幕が付いた形で放送されます。
台湾語は海を挟んだ大陸の福建省から移住してきた人たちの言葉が元になっていますが、かつて日本の統治下あったため日本語の影響を受けている語彙があります。