フィリピンでは、タガログ語 (フィリピン語) と英語が公用語として定められており、アメリカ、イギリスに次いで、3番目に英語を話す人口が多い国です。

アジアでのビジネス展開において、英語能力が高いフィリピンは重要な拠点になると考えられます。フィリピンでのビジネスは、公的文書のほとんどは英語で大丈夫ですが、現地とのやり取りにおいては、タガログ語 (フィリピン語) を使うほうが効果的です。会話はできても英文の読み書きが苦手な人もいますので、現地の人々にわかりやすいタガログ語 (フィリピン語) を使うことで、トラブルを防ぐことができます。

NAIway(ナイウェイ)翻訳サービスでは、法的書類、観光用リーフレットやメニュー、在日フィリピン人のための各種ガイドブック、動画字幕、調査票などの翻訳依頼を多くいただいております。

フィリピン セブ島の海とヤシの木の景色

お気軽にお問合せください。

タガログ語 (フィリピン語) 翻訳料金

NAIwayの標準的な翻訳単価をご案内します。NAIwayの通常翻訳料金には、以下の作業が全て含まれています。安心してご依頼ください。

翻訳
+
ネイティブによる品質チェック
+
アフターフォロー

※アフターフォローとして、納品後の検収期間(基本1週間)内での修正やお問合せに対応いたします。(原稿の変更や追加は除く)

翻訳、ネイティブチェック、アフターフォローすべてを含んだ安心価格
日本語→タガログ語への翻訳
日本語からタガログ語への翻訳

原文1文字あたり 20.9円から

タガログ語→日本語への翻訳
タガログ語から日本語への翻訳

原文1ワードあたり 30.8円から

  • 実際の料金は原稿内容や分量等を元にお見積りいたします。お見積依頼の際には原稿をご送付ください。
  • ミニマムチャージ(最低料金)を設定しております。(Max11,000円(税込))

お見積りはこちらから。

NAIwayの品質管理システム

NAIwayでは、翻訳会社として翻訳の「品質管理」は最も重要な任務であると考え、独自の品質管理システムQAS (Quality Assurance System) を構築し、徹底した品質管理に努めています。
良質なタガログ語 (フィリピン語)をご提供するため、翻訳者が翻訳を完了した後に、別の翻訳者・校正者が一字一句を入念にチェックします。 訳文の正確性、文章の流れや用語の統一、表現のニュアンスなどを精査し、お客様のニーズに合わせた質の高い翻訳に仕上げます。

パソコンの書類を細かくチェックするイメージイラスト

多言語翻訳に対応

NAIwayでは多言語翻訳を承ります。タガログ語 (フィリピン語)とともに、英語、中国語、韓国語など複数言語への翻訳を一度に承りますので、言語ごとに異なる翻訳会社に依頼する手間がなく、品質レベルも統一できます。

地球上に様々な国旗がある多言語のイメージイラスト

タガログ語 (フィリピン語) 翻訳者のご紹介

NAIwayに在籍・登録している翻訳者の中から一部の方をご紹介します。

イニシャル:D. S.
  • 出身 フィリピン
  • 翻訳言語 日本語→タガログ語、タガログ語→日本語、日本語→英語
  • 得意分野 化学、MSDS、医療機器
  • 略歴 母国フィリピンにて化学部助教授兼日本文学科講師を経て、2008年よりフリーの翻訳者。
  • コメント タガログ語の翻訳をメインで行っておりますが、日本語から英語への翻訳も承ります。また、現地情報にも精通しております。
イニシャル:C.A.
  • 出身 フィリピン
  • 翻訳言語 日本語→タガログ語、タガログ語→日本語、タガログ語→英語
  • 得意分野 政治、経済・金融、食品、スポーツ
  • 略歴 フィリピン大学で政治学を専攻。その後語学学校に通い1年で日本語を習得し、現在フリーの翻訳者。
  • コメント 大学では政治学を学んでおりました。卒業後翻訳者になり、政治・経済分野の翻訳をメインにこなしてきました。スピィ‐ディーに対応いたします。

ご不明な点はお問合せください。

タガログ語、フィリピン語とは

タガログ語は、フィリピンのうち首都マニラを含むルソン島南部を中心に用いられている言語で、これを標準化して国語とし、英語とともにフィリピン共和国の公用語となっています。国語としての名称はフィリピン語 (フィリピノ Filipino) です。

フィリピンには、7,000を超える島々が存在し、地域により150以上もの異なる言語が使われています。 タガログ語 (フィリピン語) は共通言語として、テレビ、新聞などのメディアで用いられ、フィリピン全土で教育されている言語です。

タガログ語 (フィリピン語) の語彙はサンスクリット語からの借用語が見られ、スペインやアメリカの統治が長かった影響で、英語やスペイン語からの借用語も多く使われています。

タガログ語 (フィリピン語) の文字

かつてはインド起源の音節文字 (アリバタ) やアラビア文字を使用していましたが、現在は「ラテン文字」を使用しています。

タガログ語 (フィリピン語) の「こんにちは」

Magandang araw
(マガンダン アーラウ)

主な使用地域

タガログ語の使用地域マップ

<言語系統>オーストロアジア語族 マレー・ポリネシア語派 フィリピン語群
<使用地域>フィリピン、中国、マレーシア、インドネシア、香港、シンガポールなど

タガログ語 (フィリピン語) の歴史

フィリピン諸島は、7000以上の島から成り、言語も文化も多様であるため、統一国家を形成することが困難でした。
また、長年スペインによる統治が続き、その後アメリカの支配下にあったため、この2国の影響が強く、いまでも英語が公用語の1つになっています。
独立後も、この国で使用されている言語の数が100以上にものぼり、それぞれ相互理解が不可能であることから、そのうちのどれかの言語を基礎として国家の標準語が形成されることはなく、1959年には、「ピリピノ」と呼ばれるタガログ語に他の現地語の要素をいくらか加えた人工的な言語が、国語として制定されました。

しかし、「ピリピノ」はそれほど普及せず、後に現在の「フィリピノ」(フィリピン語) という名称に改められました。実体はほとんど同じで、タガログ語にすでに根付いていたスペインやアメリカからの外来語、借用語、そして外国語の単語そのものを取り入れたものです。
ですが、ほとんどのフィリピン人は、フィリピン語はマニラ首都圏で話されているタガログ語の別名であると考えています。そして、フィリピン語は、フィリピン各地からマニラに流入してくる人々により各地の言葉が追加されていき、現在も変化し続けている言語です。

タガログ語 (フィリピン語) 文法のポイント

タガログ語の「人(物)は~です。」という形の文章には2種類あります。一般的な自然語順である「述語+主語」と、「主語+述語」と順番が逆になる倒置語順です。
つまり、「山田さんは美しい。」をタガログ語にすると、Maganda(美しい)+Si Yamada(山田さん)で、Maganda Si Yamada. 、Si Yamada(山田さん)+Maganda(美しい)でSi Yamada ay Maganda.(この語順の場合、ayが付きます。)の2つの言い方ができます。
また、タガログ語では、同じスペルでもアクセントを置く場所が変わると意味も変わります。たとえばasoは、aにアクセントを置くと「犬」、oにアクセントを置くと「煙」という意味になります。
タガログ語は語順が変則で難しく、動詞の変化が多くて、文法的にはかなり複雑な言語と言えます。

辞書や地球儀、国旗など世界の言語のイメージイラスト