ノルウェーではほとんどの人が流暢な英語を話します。これは、英語教育が徹底していることもありますが、話者人口が少なくマイナーなノルウェー語に翻訳されない情報 (Webサイトや書籍、映画など) を、英語で補っているという環境も大きいようです。
しかし、ノルウェーの人々はノルウェー語で生活をしていますし、自分たちの言葉と文化を大切にしようと考えています。
大学や専門分野の授業ではノルウェー語の専門書が少ないため、英語の専門書だけを使って授業を行わざるおえない状況を懸念する声もあるようです。
ノルウェー語の翻訳マーケットは小さいですが、NAIway(ナイウェイ)翻訳サービスでは、調査票やSDSの翻訳などを行っています。
NAIwayでは、翻訳の内容や目的に合わせて経験豊富な翻訳者が、高品質なノルウェー語翻訳を提供いたします。
お気軽にお問合せください。
ノルウェー語翻訳料金
NAIwayの標準的な翻訳単価をご案内します。
NAIwayの通常翻訳料金には、以下の作業が全て含まれています。安心してご依頼ください。
翻訳
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ネイティブによる品質チェック
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アフターフォロー※
※アフターフォローとして、納品後の検収期間(基本1週間)内での修正やお問合せに対応いたします。(原稿の変更や追加は除く)
- 実際の料金は原稿内容や分量等を元にお見積りいたします。お見積依頼の際には原稿をご送付ください。
- ミニマムチャージ(最低料金)を設定しております。(Max11,000円(税込))
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NAIwayの品質管理システム
NAIwayでは、翻訳会社として翻訳の「品質管理」は最も重要な任務であると考え、品質管理システムQAS (Quality Assurance System) を構築し、徹底した品質管理を行っています。
高品質な翻訳をご提供するため、翻訳者が翻訳を完了した後に、さらに別の翻訳者が品質チェックを行います。一字一句を入念にチェックし、文章の流れや言葉の統一、専門用語の使い方、文章表現などを精査し、お客様のニーズに合わせた質の高い翻訳に仕上げます。
多言語翻訳に対応
NAIwayでは多言語翻訳に対応しています。ノルウェー語、英語、中国語など複数言語の翻訳を一度に承ります。言語ごとに異なる翻訳会社に依頼する手間が省け、翻訳レベルの統一も図れます。
ノルウェー語翻訳者のご紹介
NAIwayに在籍・登録している翻訳者の中から一部の方をご紹介します。
ご不明な点はお問合せください。
ノルウェー語とは
ノルウェー語はノルウェー王国の公用語です。話者の人口としては460万人ほどです。
ノルウェー語には、ブークモール、ニーノシュクという2つの標準語が存在します。どちらもノルウェーの公用語として等しく扱われますが、出版物の9割以上がブークモールを使用しており、一般にノルウェー語と言えばブークモールを指す場合が多いようです。
ブークモール(bokmal)とニーノシュク(nynorsk)
ノルウェーは長きにわたってデンマークの支配を受けていたため、言葉もデンマーク語の影響が強いものでした。しかし、19世紀に独立を果たすと民族意識が高まり、デンマーク語の影響を受ける以前のノルウェー語を取り戻そうという動きが起こります。
それによりノルウェーには、長年使用されてきたデンマーク語に近いブークモール (書籍語) と、デンマーク語の影響を受ける以前のノルウェー語を元としたニーノシュク (新ノルウェー語) の2つの公用語が存在することとなりました。ブークモールの話者が9割を占め、ニーノシュクは少数派ではありますが、原則として自治体などではどちらも平等に扱われ、公文書や放送でも双方が使われています。
余談ですが、オスロには、ニーノシュクだけで公演を行う「ノルウェー劇場(Det Norske Teatret)」という特殊な劇場があります。2018年には、この劇場で、村上春樹作品初のノルウェー語による舞台化『海辺のカフカ』が上演されています。
ノルウェー語の文字
「ラテン文字」を使用しています。アルファベット26文字に加え、æ, ø, å の3文字が使われます。
ノルウェー語の「こんにちは」
God dag
(グダーグ)
主な使用地域
ノルウェーといえば
広大なフィヨルドと深いタイガに囲まれた北欧の国ノルウェーは、高福祉国家として、また環境先進国として知られています。北海から採掘される原油・天然ガスの他にも、伝統的に水資源(水力発電は電源構成比で95%以上)、漁業、鉱業、林業などの豊富な天然資源を経済の基盤としています。特に水産分野は世界トップクラスで、日本でもノルウェーサーモンや大西洋サバはお馴染みです。また、日本と同じく捕鯨を行う文化がある国の一つです。
日本との関係も古く、エネルギー/環境などの分野における科学技術協力関係が結ばれています。
また、日本でも有名な、ムンクの「叫び」。これを描いた画家ムンクは、実はノルウェー出身です。「叫び」は油彩、リトグラフなど何点か存在しますが、いずれもオスロの美術館で見ることができ、世界中から美術ファンが訪れます。