世界20カ国以上の国と地域で公用語とされるスペイン語は、翻訳のニーズも多岐にわたります。観光用のパンフレットやガイドブック、Webサイトなどは、英語、中国語、韓国語とあわせて翻訳を依頼されることが多いです。その他にも、スペイン語圏である中南米地域には日本企業が数多く進出していることから、契約書類、社内資料や報告書、マニュアル、製品仕様書、SDS等の依頼があります。
NAIway(ナイウェイ)翻訳サービスでは、様々なビジネス文書から機械、IT、法律、医療、観光、映像、スポーツなど、各専門分野に精通した経験豊富な翻訳者が、お客様のニーズに合わせた高品質な翻訳をご提供します。
また、スペインのスペイン語と中南米地域のスペイン語では単語の意味や表記などに違いがありますので、使用地域に合わせ、ご要望に沿ったスペイン語に翻訳いたします。
国によって異なるスペイン語
スペインで話されているスペイン語とラテンアメリカのスペイン語には、長年遠く離れた地で使用されていく過程で、発音や語彙に変化が起こり、違いが生じています。単語の意味や綴りが違っていたり、単語自体が違うこともあります。また、ラテンアメリカの中でも、国や地域によって方言があります。
例えば、「コンピューター」は、スペインでは"ordenador"、南米では"computador"、メキシコでは"computadora"が使われています。
スペイン語に翻訳をする場合は、対象者や使用地域に合せて翻訳する必要があります。
お気軽にお問合せください。
スペイン語翻訳料金
NAIwayの標準的な翻訳単価をご案内します。NAIwayの通常翻訳料金には、以下の作業が全て含まれています。安心してご依頼ください。
翻訳
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ネイティブによる品質チェック
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アフターフォロー※
※アフターフォローとして、納品後の検収期間(基本1週間)内での修正やお問合せに対応いたします。(原稿の変更や追加は除く)
- 実際の料金は原稿内容や分量等を元にお見積りいたします。お見積依頼の際には原稿をご送付ください。
- ミニマムチャージ(最低料金)を設定しております。(Max11,000円(税込))
お見積りのご依頼はこちらからどうぞ。
NAIwayの品質管理システム
NAIwayは、翻訳の「品質管理」は翻訳会社として最も重要な任務であると考え、独自の品質管理システムQAS (Quality Assurance System) を構築し、徹底した品質管理に努めています。
高品質の翻訳をご提供するため、翻訳者が翻訳を完了した後に、さらに別の翻訳者による品質チェックを行います。一字一句を入念にチェックし、文章の流れや言葉の統一、専門用語の使い方、文章表現などを精査し、お客様のニーズに合わせた質の高い翻訳に仕上げます。
多言語翻訳に対応
NAIwayでは、日本語からスペイン語(日西翻訳)、スペイン語から日本語(西日翻訳)への翻訳はもちろん、多言語翻訳に対応しています。スペイン語、英語、中国語など、複数言語への翻訳が必要な場合はお気軽にお問合せください。言語ごとに異なる翻訳会社に依頼する手間が省け、翻訳レベルに差が出ることもありません。
スペイン語翻訳者のご紹介
NAIwayに在籍・登録している翻訳者の中から一部の方をご紹介します。
ご不明な点はお問合せください。
スペイン語とは
スペイン語はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属し、フランス語、イタリア語、ポルトガル語などと共にラテン語から派生した言語です。その後、アラビア語などの影響を受けながら形成されました。
スペイン王国および、メキシコ合衆国、アルゼンチン共和国やペルー共和国などブラジルを除くラテンアメリカ地域における主要言語で、約5億万人の話者がいます。英語、フランス語、アラビア語に次いで多い20カ国以上の国と地域で公用語とされ、国際連合においても6つの公用語の1つとされています。
インターネットにおいては、英語と中国語に次ぐ使用ユーザーの多い言語でもあります。
また、日本には日系人を中心にラテンアメリカからの労働者が大勢来ていますが、日本語が話せない人も多く、当然スペイン語を話します。日本国内にもスペイン語話者はかなりいるのです。
スペイン語の文字
「ラテン文字」を使用しています。英語と同じ26文字のアルファベットに加え、nの上にチルダ(~)という記号を付けたエニェ(Ñ, ñ)が使われます。
スペイン語の「こんにちは」
Buenas tardes
(ブエナス タルデス)
主な使用地域
スペイン語の文法ワンポイント
名詞には男性名詞と女性名詞があり、-oで終われば男性、-aで終われば女性という原則があるため比較的判別は容易です。複数形には(e)sをつけます。冠詞は性・数によって区別されますが (男性単数el、女性単数la、男性複数los、女性複数las)、性別があいまいな名詞に付加する中性の形態(lo)も存在します。形容詞も、修飾する名詞の性や数によって変化します。
動詞は基本的に、-ar/-er/-irの3種類の語尾に分かれます。さらに、それらは主語、yo (一人称)、tu (二人称)、el (三人称) の変化によって語尾が活用します。また、過去や過去完了のような時制によっても動詞の形は変化しますので、動詞の活用を覚えるのはたいへんです。
基本的な語順は「主語」+「動詞」+「目的語」(SVO) ですが、主語は省かれることが多く、目的語が動詞の前に来たりと語順に縛られることはありません。主語がなくても動詞が主語や時制によって語尾活用しますので、動詞だけ見れば誰の行動なのかはわかります。語順が固定される英語やフランス語に比べると、スペイン語は語順を並び変えても意味が通じやすいという特徴があります。
スペイン語の発音と表記
スペイン語の母音は日本語とほぼ同じ a, e, i, o, u の5つで、日本人には発音しやすく聞き取りやすい言語と言えます。特徴としては、フランス語と同様にhは発音しません。その代わりというわけではありませんが、gやjがhの発音になります。Japón (日本) の発音は「ハポン」です。
また、スペイン語では「ニャ」「ニ」「ニュ」「ニェ」「ニョ」という発音をする単語には、nの上にチルダ (~) という記号を付けたエニェ (Ñ, ñ) を使います。
疑問文は、文頭にさかさまの?(¿)をつけて、文末の?と挟みます。
例:¿Qué es esto?(これは何ですか?)